【事例紹介】在庫把握・物販強化のための院内整備
少し前の話になりますが
都内の歯科医院様の受付まわりの整備をお手伝いさせて頂きました。
ペーパーレス化でカルテ棚に余裕が生まれたため
「物販用として転用したい。受付周りの作業スペースを広げたい」とのご要望でした。


頑張って管理されていたものの、残数がパッと見わからず
特定のスタッフのみ把握している状況だったので
スタッフ間の情報共有も兼ねて
商品を収納の中から外へ出して種類ごとに並べました。
こうすることで、残数がすぐにわかって
二度買いも防げるなど時短や経費削減になります。
また、患者様の目にも商品が入りやすく、商品訴求にもつながります。
在庫管理担当のスタッフの皆様に対しては、
在庫管理のアイデアをいくつか提供、
どう進めたいか自分たちでアクション内容をご検討頂きました。
受付周辺は狭いスペースに雑多なものがひしめきあう
難易度の高いエリアです。
書類系や文具をまとめ、
ある程度使用頻度のあるものは脚立なしで使えるよう下方におろし
作業の邪魔になりがちな脚立をスタッフエリアへ退避。


引き出し内もすぐに手に取れるよう
使用頻度・物品別に機能的に分類。




宿題の不要品処分を頑張って頂き
私たちが訪問するたびに配置が変わっていきました。
外部の人間が入ることを、スタッフの意識向上のきっかけとして
院長先生も、スタッフの皆様も頑張ってくださった様子がよく伝わってきた現場でした。
写真の掲載許可もありがとうございます。
おわりに
最近、受付まわりの作業依頼に伴い
物販周辺を整えたり、物販売上upアップの助言を求められる機会が増えてきています。
せっかく商品があるのに、患者様の目に触れずに
「ある」ことすら認識されていなかったり(意外に多いです)
手に取りにくい位置に無造作に置かれるなど
魅力が伝わりにくい、売れにくい状態のままではすごく勿体ないですよね。
販促に興味がある医院様に対しては
医院で推したい商品(医院ごとにかなり異なります)も考慮に入れつつ
見栄えだけでなく、売上upに効果的な配置や在庫管理も考えながら対応しております。
余談ですが、受付周辺はカルテが増えてスペースが圧迫されがち。多くの医院様が悩まれています。
サブカルテのペーパーレス化を進められればベストですが、難しくてもカルテの整備(使用頻度に応じた置き分け等)を進められれば受付まわりがグンと作業しやすくなります。物販在庫のスペースが広がって見栄えも変わり、ひいては患者様へ与える印象も変わりますよ。
院内整備が気になってきた歯科医院様のお役に立てれば嬉しいです。
今日もここまでお読みくださりありがとうございます。